
インソールと言ってもいろんな種類があって、効果も様々です。また外反母趾や扁平足に効くという表現をしているインソールも見かけますが、そのような症状に効くのではなく、インソールは眼鏡と同じと認識しておく必要があります。
眼鏡は視力を蘇らせてくれるものではなく、視力を矯正してくれるものです。
インソールも外反母趾や扁平足を直すものではなく、痛みを軽減したり歩き方を矯正していくアイテムです。
インソールの種類
インソールの種類は多く、足の症状によって選ぶべきインソールが変わります。まずは足の症状に合わせたインソールを選択するのが大切です。
インソールの機能から選ぶ
インソールの欲しい機能からインソールを選んでみましょう。サイズ調整なのか、それとも臭い対策なのか、またシークレットインソールのようにインヒールにすることができるインソールもあります。
またスポーツ選手のほとんどは自分に足にフィットしたインソールを着用していますので、スポーツでパフォーマンスを出したい方はオーダーメイドインソールがおすすめです。
スポーツに最適なインソールの選び方
スポーツではスポーツの種類によってインソールの選び方が変わります。例えばサッカーやバレー、バスケットなどのジャンプするスポーツでは捻挫防止とオーバープロネーション対策にインソールが有効です。
また足は以下に三つの機能があります。この三つの機能をインソールで引き出すことでスポーツでのパフォーマンスを上げることができます。
- かかとの衝撃吸収
- つま先での蹴り出し(推進力)
- 直立歩行の安定性
インソールにはクッション性があるといいと言われることが多いですが、クッション性が強すぎるとまるで砂浜で走っているように足を取られてパフォーマンスが落ちてしまいます。
足の症状から選ぶ
足の症状は様々でスポーツをしている人に起こりやすい捻挫やシンスプリント、足底筋膜炎から、女性に多い外反母趾や扁平足などがあります。
どのインソールも痛みを軽減してくれる可能性がありますが、間違ったインソールを選んでしまうと痛みを悪化させる可能性もあります。
インソールのメリット・デメリット・できることは?
インソールには脱臭やサイズ調整というイメージが強いですが、本来は足のアーチをサポートするために作られました。
インソールを選ぶ上でアーチについて理解することはとても重要です。外反母趾や扁平足、オーバープロネーションなどは足のアーチが関係しているからです。
靴の種類からインソールを選ぶ
インソールは靴によっても最適なインソールが変わります。例えばパンプスのようにかかとが薄いタイプの靴にインソールを入れると脱げやすくなります。
またサンダルのように貼るタイプのインソールやヒールにおすすめのゲル状の滑り止めインソールなどもあります。
足の臭いが気になる方は、紙でできている使い捨てインソールもあります。
男性用インソール
女性用インソール
インソールメーカーから選ぶ
有名なインソールメーカーで言うとスーパーフィートやシダス、BMZ、ビルケンシュトック、ソルボインソールなどが有名です。
通販サイトでは安いノーブランドのインソールも多数販売されていますが、ブランドインソールは品質が高く、インソール着用時の衝撃の吸収などもデータも充実しているのでおすすめです。