
Valifeは中国に生産拠点を構える江西古森林茶业有限公司という会社が生産しているインソールでアマゾンでは値段が安いインソールとして人気が高い中敷きメーカーです。中敷き以外にもスポーツ用品の販売や衣料品の生産など幅広く行っている会社です。
今回は江西古森林茶业有限公司が販売しているインソールValifeをレビューしていきます。
【Valifeインソールレビュー】軽量で使いやすいインソール

Valifeインソールの特徴をまとめると、1000円台で手軽に買うことができるインソールでとても軽いことです。また厚みも薄いので革靴のようなインソールを入れにくい靴でもValifeのインソールを使うことができます。
また竹炭も入っていて防臭効果もあるのでスポーツにも最適です。
ただしアーチサポート効果は低いのでスポーツでパフォーマンスアップを考えている方は他のインソールの購入を検討したほうがいいでしょう。
Valifeインソールはたったの23g

Valifeインソールの重さはLサイズでたったの23gしかありません。他社のインソールと重さを比較してみると、シダスのインソールでも34gあるのでかなり軽量化されたインソールと言えるでしょう。
しかしその分アーチのサポート効果が低いので、スポーツ用というよりは仕事におすすめのインソールです。
他のインソールのレビューを知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
【シダスインソールレビュー】厚み・硬さ・使い心地・評判を比較してみた
【ソルボ インソール レビュー】ふわっふわの感触がたまらない!履き心地・痛み・疲労
Valifeインソールはタイヤのゴムと同じ硬さ

Valifeインソールの硬さはA20の硬度でタイヤよりも柔らかい素材でできています。さらにつま先とアーチ、かかとにはA10の硬さのジェルが埋め込まれていて衝撃を緩和する役割を担っています。
柔らかいインソールは一見足に負担を軽減するようにも見えますが、スポーツでのパフォーマンスを出すには不十分です。しかし柔らかいインソールはタコや魚の目などの症状には最適です。足の圧力を分散するので、タコや魚の目ができにくくなります。
Valifeのインソールがスポーツに向かない理由

ではなぜValifeのインソールがスポーツにあまり向かないのかというと、スポーツでパフォーマンスを出すためには着地するときの衝撃を緩和することと、けり出しのときの推進力を得ることの相反する効果が必要だからです。
想像してみてください。砂浜で競争したら今までの記録を塗り替えることができるでしょうか。
地面が硬いことで反発力を得ることができるので推進力を得ることが可能になるのです。
このようなことから、スーパーフィートやシダスなどのインソールには硬めの素材であるスタピライザーと言われる素材が採用されています。しかし残念ながらValifeはスタピライザーが入っていません。
Valifeのインソールは深いヒールカップが魅力

Valifeのインソールはかかとをすっぽりと包み込む深いヒールカップがついています。深いヒールカップはオーバープロネーションを予防してくれます。
オーバープロネーションとはこの動画のように、普段は問題ない足に負荷をかけると足首が倒れこむ症状です。
Valifeの深いヒールカップはランニングで足首に負荷がかかってもオーバープロネーションを防止してくれる効果が期待できます。安定的に歩いたり、走ったりできるのでヒールカップは足のケガから予防してくれます。
Valifeインソールのアーチは扁平足にフィット

Valifeインソールのアーチは浅い設計になっていて足にフィットしにくい形状になっています。しかし扁平足でも気にならない設計なので万人に合う設計になっているのがいいです。普通のアーチやハイアーチの方はフィットしないのでアーチサポートが欲しい方は別のインソールを選ぶといいでしょう。
Valifeインソールの厚みは薄くてどの靴にも合いやすい

Valifeインソールはつま先の厚みが0.3cmととても薄いため、インソールが入れにくい靴でもValifeインソールを入れることができます。革靴などインソールが入っていない靴にも追加で入れることができる可能性があるので仕事用におすすめです。
またかかとの厚みは3.0cmもあるのでオーバープロネーションに最適です。
まとめ
今回はValifeのインソールについてレビューを行いました。Valifeの特徴をまとめると
- 厚さが薄くてどの靴にも合いやすい
- 脱臭効果がある
- 深いヒールカップでオーバープロネーションをサポート
です。
スポーツで足のケガの予防をしたい方、仕事で長時間歩いたり、立ったりする方におすすめのインソールです。スポーツでパフォーマンスを強化したい方は別のインソールがおすすめです。