スニーカーやビジネスシューズを履いているうちに中敷きが靴の中でずれることがあります。中敷きがずれる方向は、つま先のほうへずれる人もいれば、かかとのほうへずれる人もいます。

中敷きがずれると、中敷きが折れてしまったり、変な癖がついて靴を履くと違和感を感じてしまいます。

そこで今回は中敷きが靴の中でずれたときの対処法についてご紹介いたします。



中敷きが靴のずれる原因

中敷きにはいろんな種類があって、靴の中でずれることを念頭を考えると、以下の二種類があります。

  1. 中敷きが靴に接着されている
  2. 中敷きが靴に接着されていない

最近は中敷きをクッション性のよい中敷きに変えたり、アーチサポートする中敷きに変える人が増えているので、接着されていない中敷きを入れた靴が増えています。しかし革靴を中心に中敷きが接着されている靴もまだまだ販売されています。

接着されている中敷きがずれるのは歩き方やサイズがあっていないことが原因


接着されている中敷きに使われている接着剤は、アロンアルファのような接着後に硬くなる材料ではなく、接着後も柔らかく足に不快感を与えない特殊な接着剤が使われています。

靴と中敷きの接着剤は熱に弱く、熱をかけると剥がれやすい傾向があります。特に夏の靴の環境は高温になりがちで湿気もひどいため剥がれたりずれやすくなります。

でも中敷きがずれる原因について、接着剤だけのせいにしていませんか?実は歩き方や靴の選び方が問題だったりします。

靴の中で足が動くと中敷きがずれる


靴のサイズが足にフィットしていないことが原因で、歩いているときに足が靴の中で動いてしまって、中敷きも足と一緒に動くことで中敷きにストレスがかかります。例え中敷きが靴と接着されていても、ストレスが立て続けに加えられると、強い接着剤では固定されていないため、接着がはがれてどんどん中敷きが滑っていきます。

最近は靴の大量生産で、足が靴に合わせることが多くなったので、合わない靴を履いている人が多くなっています。

こちらの記事で靴の選び方やサイズの選び方について解説していますのでご覧ください。

靴からずれた中敷きを直す方法


中敷きが靴からずれた場合は、中敷きを新品のものに取り換えて、靴に接着剤が残っている場合は取り除く必要があります。今までの中敷きをそのまま使って接着する方もいますが、癖がついているので新しい中敷きを使うことがおすすめです。

接着剤はドライヤーで熱を与える


靴に中敷きの接着剤が残ってしまった場合は、ドライヤーで熱を与えてから取り除くと剥がれやすくなります。

ドライヤーの熱を靴に与えすぎると、靴にダメージを与えてしまうことがありますので、ほどほどに熱を加えるようにしましょう。

新しい中敷きをチェックする

中敷きはいろんな種類があります。抗菌、消臭、サイズ調整、滑り止めなどです。

本来中敷きの役目はアーチをサポートするために開発されています。もしあなたが立ち仕事や営業で立つ機会が多く、疲れやすい場合はアーチサポートする中敷きがおすすめです。こちらの記事に詳しく書いています。

接着剤を用意する


接着したい場合は、靴専用の接着力があって、硬くならない接着剤を用意します。

アロンアルファなどの瞬間接着剤は硬くなるので使わないようにしましょう。こちらの靴修理用のダイアボンドという接着剤が接着力もあっておすすめです。

中敷きがぐにゃぐにゃ曲がる可能性がないのであれば、靴と中敷きのサイズを合わせて切るだけで、接着はそもそも不要の場合が多いです。接着するのは布のように柔らかい中敷きに多いからです。アーチサポートのインソールは足の本来の機能を生かすために、布のような柔らかい中敷きにはなっていません。

接着前に靴を掃除


中敷きと接着剤を用意したらすぐに接着!はダメです!

まずは靴の表面にあるゴミを清掃する必要があります。これをやらないと、接着力が強い接着剤を使っても、また中敷きがずれる可能性があります。

接着前に良く靴を清掃するようにしましょう。

接着剤を塗る

靴を清掃したら中敷きが取れないように接着剤を靴に塗っていきます。

ポイントは靴だけに塗らずに、中敷きの裏にも塗ることです。そうすることでより強固に接着ができて、ずれることがなくなります。

接着剤を塗ったら素早く中敷きを靴の中に入れましょう。

あとは待つだけ

接着剤を塗ったら、後は1-2時間待つだけで接着剤が固まってくれます。

もし固まるのが遅かったり、うまく接着されていないと感じた場合は、接着剤は熱で硬化するのでドライヤーを使って温度を上げてあげるとよいです。靴にダメージが入らないように注意して接着剤を硬化させてみましょう。