足の横幅が広い?そんなときのチェック方法

日本人は甲高幅広こうだかはばひろと言われる通り、欧米人よりも足の横幅が広い傾向が高いですが、それ以外にも足の状況の変化によっても足の横幅が広くなることがあります。

具体的には足の横幅が広くなる要因は下記のとおりです。

足の横幅が広い原因

  1. 遺伝
  2. アーチの低下
  3. むくみ

まずは何が原因で足の横幅が広くなっているのかチェックしてみましょう。

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足の横幅が広いのは遺伝?

足の幅は遺伝?
日本人より欧米人のほうが背が高い人が多いように、人種によって身体的な特徴が出てくるのは仕方がないことです。そういう意味でも足の横幅が広いのは遺伝的な影響があると言えます。しかし両親やおじいちゃんの足の横幅が広いからと言って、子供まで広くなることはありません。

アーチの低下で横幅が広くなる

アーチの低下で横幅が広くなる
足の横幅が広くなる原因として一番考えられるのがアーチの低下です。アーチはイラストのように横アーチと言われる青と赤のラインがあります。扁平足のようにアーチが低下すると足が広がり横幅が広くなってしまいます。

今回は偏平足で説明しましたが、アーチが低下する要因は他にもたくさんあります。

疲労で横幅が!疲労に注意

疲労
足が広くなる原因として考えられるのが疲労です。足を酷使して疲労すると、横アーチが低下して足の横幅が広くなってしまいます。これはアーチがじん帯や筋肉で構成されているのが原因です。

このため、朝は横幅が狭かったのに夕方になると足の横幅が広がってしまうのは疲労とむくみが原因であることが考えられます。

足の病で横幅が広がる

開帳足は外反母趾や内反小趾、扁平足になる原因と言われる足の状態です。どの足の状態もアーチが低下していることが原因です。

年を取ると横幅が広くなる

年を取ると筋肉が衰えるので、足の横幅が広くなる原因になります。ただしゆっくりと進行していきますので、半年前には履けた靴が横幅がきつくて履けなかったなんてことは考えにくいです。

体重の増減で足に負担が!

体重の増加
体重が増加すると足に負担が大きくなり、足の横幅が広くなるケースがあります。アーチが体重を支えきれなくなって低下してしまうのが原因です。

運動不足は筋力を低下させる

運動不足も筋肉を減少させるので足の横幅が広くなります。

以上の5つがアーチの低下が原因で足の横幅が広がってしまう理由です。いずれも筋力が衰えることで起こる症状です。

足がむくんで横幅が広くなる

足がむくんで横幅が広くなる
足がむくむことで水分や老廃物が足に溜まり、足の横幅が広くなってしまいます。足のむくみは朝方よりも夕方に起こりやすいので、朝は何も問題がなかったのに夕方になって靴を履くことができなくなった時は疲労によるアーチの低下と一緒に考えてみるのがおすすめです。

足のむくみは血流が悪くなっていることが原因です。

血流は心臓から送り出されますが、意外と皆さんがご存じないのは心臓だけでは血液を全身に送り出すことはできても、再び心臓へと送り戻すまでのポンプ能力は持っていないということです。

では水分や老廃物、二酸化炭素をどのように排出しているのかというと、足でいえばふくらはぎが心臓の代わりにポンプ機能を補うことで老廃物を排出することができます。しかし筋力が衰えたり、疲労や宇蔵萩を使った運動をしていないと老廃物が足に蓄積されてしまうので、足の横幅が広くなってしまう原因になってしまうのです。

体重を荷重すると横幅が大きくなる

ある調査では体重をかけるときと、かけないときでは足の横幅が2.0cmも変わる人がいるとの結果がありました。足をブランブランにして横幅を計ったときと、体重をかけたときの横幅が大きく変わってしまうのです。

これもアーチが原因です。

また筋力が低下している人は、体重の荷重前後の横幅が大きく変わることがあります。

運動不足や高齢化していくと荷重前後の足の横幅が広い原因になります。

足の横幅が広くなることに共通すること

足の横幅が広くなる原因についてお伝えいたしました。

理由はいろいろありますが、実はどれも共通していることがあります。それは以下の通りです。

  • 筋力の低下
  • 疲労
  • 体重の増加
  • 足のむくみは疲労や体重の増加、また運動不足による筋力の低下が原因です。

    そして外反母趾や扁平足、開帳足も筋力の低下によって起こるアーチの低下が原因なのです。

    日ごろから生活習慣を見直すことで足の横幅が広くならないように注意することができます。横幅が狭くなれば、よりスタイリッシュな靴を履くことができるのでかっこよく見えますよ。