インソールによる足部の矯正について

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足部・足関節の歪みに対してインソールで矯正していくうえで重要なことは、足部・足関節の歪みをどのように理解していくのかということである。足部の歪みに着目した場合、扁平足やハイアーチなど、具体的に目に見えるものは理解しやすい。

しかしながら、足部の歪みのパターンは、足部を構成する足関節のアライメントの組み合わせによって形成されることから、その特徴と改善法についての共通認識が必要です。

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各関節のアライメント・歪みのパターン

足部のアライメントは、距骨下関節、チャオパール関節、リスフラン関節のアライメントの組み合わせによって形成される。しかも内側、外側、横アーチはそれぞれが独立して形成されるのではなく、共通のドーム構造を共有するため、互いに影響しあいます。

また、足底腱膜などの足底の軟部組織の緊張がアーチ降下に抵抗するトラス構造を有している。

チャオパール関節外転

チャオパール関節外転とリスフラン関節内転により足部はジグザグに配列することとなり、軟部組織が伸張されずに内側アーチ降下が起こりうる。

したがって、足部アーチ全体を正しく理解するうえで、距骨下関節、チャオパール関節、リスフラン関節の可動性とアライメントを正確に理解することが求められます。

前足部と中足部との関係

リスフラン関節中間位とは、足部長軸と第三中足骨とが平行に位置し、五本の中足骨がほぼ平行または軽度に扇形に配列した状態を指します。この配列によって五本の中足骨が半円柱状に配列することができ、この配列こそがチャオパール関節から中足骨頭に至る横アーチ形成の基盤になっている。

日本人の足のほどんとは、リスフラン関節が内転位になっています。リスフラン関節内転は、第一中足骨の内転と回外を増強して外反母趾をもたらします。また第五中足骨の回外を増強すると内反小趾となる。

五本の中足骨の半円柱状の配列を妨げ、横アーチの降下をもたらし、さらにインソールや運動療法による横アーチの形成に強く抵抗する原因となります。

このためリスフラン関節をできる限り中間位に近づけることが中足部から前足部にかけての良好なアライメントと足部機能を再獲得するうえで重要となる。

中足部からの再調整

足部のリアライメントを進めるうえで前足部と後足部の両方に関与する中足部のアライメントに着目する必要があります。

チャオパール関節外転位、リスフラン関節内転位になっている扁平足において、楔状骨は舟状骨に対して外転・外方偏位し、立方骨は外側楔状骨に押しこまれるように外転・降下する。

一方、チャオパール関節外転位、リスフラン関節内転位のハイアーチは楔状骨は舟状骨に対して外転・外方偏位し、立方骨は踵骨回外によって内転・回外します。

したがって、中足部全体のアライメントを整えるためには、チャオパール関節とリスフラン関節両方のアライメントに関与する立方骨の再調整が必要になります。

次回は、足部調整の進め方についてお話しします。

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