靴のインソールに求める機能best5その2

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靴のインソールに求める機能best5では、本体、生地、ヒールカップについて説明しました。

靴のインソールに求める機能best5
靴のインソールに期待される役割とは何でしょうか。スポーツ選手であったり、仕事で使いたい人など用途によって様々かもしれません。また靴によっても...

今回は残りの靴のインソールの3つの機能である、④ヒールウェッジ、⑤アーチサポート、⑥トウサポートについてお話ししたいと思います。

ヒールウェッジ

ヒールウェッジとは、踵の下に横方向への傾斜のある靴のインソールのことを言います。足を靴の中でわざと傾斜させるように作っているのです。

これは踵骨を意図的に前額面上で傾斜させるための靴のインソールであり、主に歩行に障害をきたすほど、進行した変形性膝関節症に対して用いられます。変形性膝関節症は高齢者に多い症状です。軟骨がすり減って変形していきます。

変形性膝関節症の症状

①歩くときに痛む
②痛みで正座ができない
③階段の昇降時に痛む
④動作の開始時に痛む

などの症状が現れます。

内反膝に用いられる外側ウェッジは踵骨回内を誘導し、膝関節における内反モーメントを減少させる効果が期待されているが、実際にその効果に関するデータは乏しいです。

逆に外側ウェッジによる内反足の強制は、立っている状態での下腿内旋、大腿内旋、骨盤前傾をもらたします。

ヒールウェッジの効果

靴のインソールにヒールウェッジを使用するのは、足部に対してマイナスの影響を与える可能性があります。

外側ウェッジでは後足部の回内と過剰な拇指球への荷重をもたらし、内側ウェッジでは後足部の回外と過剰な小指球への荷重が起こる可能性があります。

これらは中足部から前足部にかけてのアライメント不良と応力集中を助長することになりかねない。したがって靴の中にヒールウェッジのインソールを使用する場合は、足部や足関節への負荷を増強する危険性があることに留意すべきです。

アーチサポート

多くの靴のインソールのアーチサポートは、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチという3つのアーチの降下を防止するように設計されています。

アーチが崩れると足の神経を踏む危険!!扁平足の人は必見です
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その形状や高さは、靴のインソールによって様々。中足部における支持のない形状から、靴のインソールの設計において3つのアーチが独立して形成されていることが前提となっているように捉えられます。

機能

足部は本来立体的なドーム構造であり、3つのアーチはドームの断面であることに基づくと、ドーム構造の頂点付近に大黒柱を立てるように、足部の要石を支持することが大切になります。

軟部組織の不快感を発生しやすいので、アーチの支持は靴のインソールによる不快感が発生しないように注意する必要があります。

軟部組織の不快感を防ぎながら、要石を支持することが足部アライメント不良がある足のドーム構造の再構築には不可欠になります。

トウサポート

トウサポートという言葉は中々聞きなれないかもしれません。トウシューズなどもありますが、足の指をサポートする靴や靴のインソールのことを言います。

靴はよくバレリーナなどが使っています。

トウサポートの目的は、靴のインソール上での足の前方すべりを防ぐこと、そして5つの中足骨頭にできるだけ均等に荷重することの2点です。

適切に設計されたトウサポートを用いると、足が前方に滑らず、また歩行ストップ時も足部の横ブレが制限されることが期待できます。

このため、下り坂や階段の下り、カッティング、ストップや減速動作、ストップジャンプのパフォーマンスを劇的に改善させる効果が期待できます。

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