クッション性インソールがスポーツに向かない4つの理由

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アスリートが使用するインソールには、大きく分けて2種類のインソールがあります。衝撃吸収を目的とする「クッションタイプ」と足のアーチをサポートする「バイオメカニクスタイプ」です。それぞれ一長一短があり、それぞれの特性を理解した上で装着することがとても重要なポイントになります。

今回はクッションタイプのメリット・デメリットについて述べていきたいと思います。

クッションタイプとは?

クッションタイプのインソールは、基本的に凹凸のないフラットな形状をしています。素材の吸収衝撃性によって足の負担を軽減することを目的にしたことがクッションインソールの開発された目的です。

クッションインソールの素材

クッションインソールの素材は2種類あります。ゴム、シリコン、EVA(エチレン酢酸ビニール)、ソルボなどの低反発材料を用いて足の負担軽減を狙ったものがその一つ。低反発材は枕などですっかり一般的に使用されるようになりました。

そしてもう一つのタイプが空気や液体をインソールの中に入れてクッション性を持たせたタイプです。

この二つのタイプや素材によって多少の優劣さはあるものの、いずれも足底への衝撃を緩和するクッション性の効果を期待されて開発されています。さらに地面からの反力が軽減されることにより、荷重運動中の膝関節や骨盤などの上位の関節への負担も軽減される可能性が期待されています。

クッションタイプのデメリットとは?

ここまでのクッション性インソールの説明でいい事づくめのように聞こえます。しかし柔らかい素材でクッション性を持たせることにはいくつかの問題があることが指摘されています。

横滑り

柔らかすぎるクッションインソールは、サイドステップなどにおいて足が横滑りをし、捻挫を起こす可能性があります。テニスやバドミントンではサイドステップの動きをすることが多いですので、クッション性インソールは不向きです。

また、クッション機能は筋力を発揮するタイミングにずれが生じ、筋や関節を痛める可能性があります。したがってスポーツ全般にはむきません。

不安定

クッション性インソールは衝撃吸収を目的にしていて、踵の中央部が厚いインソールでは踵が側方に傾きやすく不安定です。マラソンの用語で「プロネーション」と言われる現象でマラソンの障害で一番多いものです。

そのため捻挫の危険性が高く、また踵を傾けて接地することが習慣化される可能性もあります。
こちらの動画をご覧ください。オーバープロネーションについて解説しています。

刺激の減少

クッションが強くなると衝撃が分散し、足底への刺激が少なくなり、感覚入力が低下します。これは足底から脳へと伝えられる情報が少なくなることを意味しています。

アーチの支持効果がない

一般的なフラットなクッション性インソールに足部アーチの支持を期待することはできません。したがって足部アライメントの矯正効果はクッション性インソールにはあまり期待できないのが実情です。

アーチサポートインソールの賢い選び方
足裏には3つのアーチがあります。視認できるのは土踏まずを形成している弓状の空間です。この3つのアーチがあることで、かかと、小指の付け根、拇指球の3つで足を支持しています。ちょうどカメラの三脚のようなイメージです。拇指球が35%、小指球が15%、、かかとが50%になるようにアーチによって分散しています。

クッション性インソールまとめ

クッションタイプには4つの理由によってスポーツに適さないことをご説明しました。

①横滑り

②不安定

③刺激の減少

④アーチの支持効果がない

①、②については捻挫の可能性が増える可能性が高いです。オーバープロネーションで障害をかかえるマラソンランナーが増えています。オーバープロネーションは立っている状態では分かりません。走って初めてその現象に気付きます。

クッション性インソールを使ってからオーバープロネーションに気付いても遅いのです。スポーツでインソールを使うときには、足底の感覚が残るアーチサポートタイプのインソールがおすすめです。

プロスポーツ選手は、足と靴にフィットしたオーダーメイドインソールを使うのが多いです。一般的なオーダーメイドインソールは足にフィットするだけですので、靴にもフィットするインソールは特注品です。

しかしビオンテックは、足と靴にフィットできる、初めてのインソールです。詳しくは当HPをご覧ください。

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